北海道札幌市西区発寒(はっさむ)1条4丁目の4階建てマンションの3階の一室で、2016年11月6日、住人で作業療法士の木村安由光(あゆみ)さん(当時23)が殺害されているのが見つかった事件で、北海道警札幌西署の捜査本部は17日、当時の同僚で、北海道札幌市北区新琴似(しんことに)11条17丁目、職業不詳・熊倉昭洋容疑者(43)を殺人容疑で逮捕したと発表した。北海道警札幌西署は、認否を明らかにしていない。
北海道警札幌西署捜査本部によると、熊倉昭洋容疑者は2016年11月4日の夜、木村安由光(あゆみ)さんの自宅マンションで、木村安由光さんの首を絞めるなどして窒息させ、殺害した疑いがある。
捜査関係者によると、熊倉昭洋容疑者は理学療法士として働いていた、北海道札幌市西区の発寒中央病院を事件後、辞めていた事が分かった。犯行当時、熊倉昭洋容疑者は、発寒中央病院で木村安由光さんの同僚で、木村安由光さんと熊倉昭洋容疑者は親しかった。
また、北海道警札幌西署捜査本部によると、熊倉昭洋容疑者は木村安由光さんのご遺体の第一発見者を装い、警察に通報していたと言う。
北海道警札幌西署捜査本部は、1年以上に及ぶ捜査の結果、DNA鑑定などを積み重ねて証拠を集め逮捕に至ったと言う。
事件前に男女が怒鳴り合う声を周辺住民が聞いていた事などから、北海道警札幌西署捜査本部は、2人の関係のもつれが事件の背景にあると見て、事件当日の行動や、動機や詳しい経緯などを調べる。
発寒中央病院の細川忍院長は、「信じ難い心境だ。木村さんの家族の悲しみはどれほど深いものか、お察し申し上げる」とのコメントを出した。
木村安由光さんは、布など柔らかい素材の物で首を絞められたと見られる。
【事件第一報】2016年11月6日(日)14時15分頃、北海道札幌市西区発寒(はっさむ)1条4丁目の4階建てマンションの3階の一室で、この部屋に住む作業療法士の木村安由光(あゆみ)さん(23)が、浴槽内に沈んでいるのを、勤務先の病院の同僚2人が発見し、119番通報した。木村安由光さんはその場で死亡が確認された。
北海道警札幌西署捜査1課が司法解剖した結果、木村安由光さんは窒息死と判明し、目立った外傷は無く、死後2、3日は経過していたと言う。北海道警札幌西署捜査1課は8日、殺人事件と断定し捜査本部を設置、捜査を始めた。
北海道警札幌西署によると、木村安由光さんは札幌市内の病院に勤務し、5日に無断欠勤した為、不審に思った同僚2人が確認に行った所、玄関が施錠されておらず、浴槽内に横向きに沈んで亡くなっているのを発見した。北海道警札幌西署は何者かに殺害されたと判断、110人態勢で捜査している。
木村安由光さんはこのマンションに1人暮らしで、発見される前日に出勤せず、連絡が取れないのを不審に思った同僚2人が、6日の日曜日に自宅を訪れ、ご遺体を発見した。
(JNNの取材に木村安由光さんと同じ階の住民)「ドーンと響く大きな音が間隔を開けて3回くらい。(5日の)深夜02時から03時くらい」
同じ病院に勤務する同僚の男性は、木村安由光さんについて、「真面目でごく普通の人だった」と話した。
また近所に住む男性(69)は、「マンションに住む人とは交流がない。40年住んでいてこんな事件は初めてだ」と、驚いた様子で語った。
現場はJR札幌駅から北西へ約5キロメートル、札幌市営地下鉄東西線・発寒南駅から南東へ約200メートルの住宅街。
posted by かえぴょん at 23:57|
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凶悪殺戮‥北海道編
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