2018年12月29日

法務省、2人の死刑執行〜大阪市の投資顧問会社社長と社員2人殺害の強盗殺人死体遺棄事件


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法務省は27日、昭和63年(1988年)に大阪府大阪市の投資顧問会社の社長らを拉致して、経営者の男性から1億円を奪った上、社長ら2人を殺害したなどとして、強盗殺人罪などに問われ、死刑が確定していた死刑囚2人の刑を、午前、大阪拘置所で執行したと発表した。山下貴司(たかし)法務大臣になって死刑の執行は初めてです。
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死刑が執行されたのは、元暴力団幹部の岡本(旧姓:河村)啓三死刑囚(60)と、元投資顧問会社の代表だった末森博也死刑囚(67)の2人です。
確定判決によると、暴力団組員だった岡本啓三死刑囚と元投資顧問業の末森博也死刑囚は1988年(昭和63年)1月29日、大阪府大阪市にあった投資顧問会社「コスモ・リサーチ」の経営者の男性(当時43歳)から現金1億円を奪った上、男性と「コスモ・リサーチ」社の男性社員(当時23歳)の2人を大阪府大阪市内のマンションで絞殺。1988年(昭和63年)2月、大阪府東大阪市内の倉庫で2人の御遺体をコンクリート詰めにし、1988年(昭和63年)年7月、京都府内の山林に埋めた。
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1審・大阪地方裁判所は1995年(平成7年)3月、「金銭欲にかられて残忍にも2人の生命を奪った責任は重い」として、岡本(旧姓:河村)啓三死刑囚と末森博也死刑囚に死刑判決を言い渡した。続く2審・大阪高等裁判所も1999年(平成11年)3月の判決で1審を支持した。2人は上告したが、2004年(平成16年)9月に最高裁判所が上告を棄却し、その後、死刑が確定した。
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山下貴司法務大臣は記者会見し、「誠に身勝手な理由から何ら落ち度のない被害者の尊い生命を奪うなどした、極めて残忍な事案だ。裁判で十分な上にも十分な審理を経て最終的に死刑が確定したものであり、慎重な上にも慎重な検討を加えて、一昨日(おととい)命令書に署名した」、と述べました。

本年2018年―平成30年の執行人数は15人となり、死刑執行の公表が始まった1998年(平成10年)以降、最も多かった2008年(平成20年)と同じになりました。拘置所に収容中の確定死刑囚は109人になった。



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posted by かえぴょん at 20:00| Comment(0) | 凶悪残虐事件の終幕切 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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