
先月、茨城県かすみがうら市稲吉東のアパートで、夫のご遺体を袋に詰めモルタル・コンクリートで固めてクローゼットの中に遺棄したとして、茨城県警土浦署と茨城県警捜査1課は8月30日、茨城県かすみがうら市稲吉東6丁目の派遣社員・氏家美穂容疑者(44)を、死体遺棄の疑いで再逮捕した。


茨城県警土浦署と茨城県警捜査1課によりますと、氏家美穂容疑者は今年2月、夫で会社員の氏家昇さん(33)のご遺体を毛布などに包んで自宅に隠し、3月になってからご遺体を袋に入れ、モルタル・コンクリートを流し込んで固め、クローゼットの中に遺棄した疑いが持たれている。
氏家美穂容疑者は7月中旬、夫とのウソの離婚届を市役所に提出したなどとして、有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕・起訴されていた。
茨城県警捜査1課などの調べに、氏家美穂容疑者は容疑を認めていて、捜査関係者によると「夫の首を絞めた」などと殺害を認める供述もしていると言う。

【第一報】

茨城県警は20日、茨城県かすみがうら市稲吉東のアパートの一室からコンクリートなどに詰められた男性のご遺体が見つかり、現場の状況から死体遺棄事件として捜査を始めた。茨城県警によると、有印私文書偽造・同行使の疑いで18日に逮捕した、茨城県かすみがうら市稲吉東6丁目の派遣社員・氏家(うじいえ)美穂容疑者(44)の自宅を家宅捜索した所、捜査員がご遺体を発見したと言う。ご遺体の身元や性別は判かっていない。


氏家美穂容疑者は今年3月9日、茨城県警土浦署に、「夫と連絡がつかなくなった」と、行方不明者届けを出していた。茨城県警は、ご遺体がこの夫の可能性があると見て調べている。



茨城県警は、ご遺体の身元の確認や死因の特定を進めると共に、死体遺棄事件として氏家美穂容疑者がご遺体について事情を知っていると見て調べている。